中学生の息子に聞いたところ、タバコを吸っている同級生がかなりいるとのこと。
ナヌッ!と思い、息子に、彼らのTwitterやLINEの写真を見せてもらったところ、格好つけなのか、タバコをくわえてポーズをとっている。本当だ。
どうやってタバコを仕入れているのか知らないが、登下校時だけではなく、休み時間や、授業を抜け出して、喫煙しているとのこと。先生も、怖くて面と向かって注意はしないそうだ。
どんな中学なんだ!と言われそうだが、これが、現実。
最初は格好つけのタバコでも、その内にニコチンが体内を毒し、それなしではいられなくなる、10代からのタバコ生活。
実は、私も中学二年生の頃、母親がうまそうに吸っているタバコって、どんなものなのか興味深々で、友達数人と、喫煙チャレンジをした。それぞれが、タバコを持ち寄り、ヨーイどんで、点火。大人のマネをして、ちょいと肺に吸い込んでみる。
ゲホゲホーッ。ゲホゲホッ。オエーッ。
(なんでこんな不味い煙を吸うんだ大人は!)
これで終わった。その後、二十代半ばごろに喫煙するまで、タバコは大嫌いだった。
こんな不味い煙が、それなしでいられなくなる強力な依存性を持っているのだから、不思議だ。
今、喫煙している人も、最初にタバコを吸った時から、うまいと思った人は誰もいないだろう。
必ず覚えている、最初に吸ったときの、激烈に不味いタバコの味を思い出すのも、禁煙の手段だ。
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