咳、痰、息切れ。
風邪でもないのに、こんな症状が出て、かつ自分またはパートナーがスモーカーならば、COPDかも知れない。
COPDとは、慢性閉塞性肺疾患のことだ。
タバコの煙だけではなく、今問題になっているPM2.5も、その原因となる。
タバコの煙の中の有害な微粒子が、肺の中に入り気管支が刺激され、炎症を起こす。すると、空気の通り道の気道が狭くなる。更に微粒子は、気管支の先の肺胞にも害を為す。
酸素と二酸化炭素のガス交換を行う肺胞壁が微粒子によって破壊されると、ガス交換ができなくなるそうだ。しかも!破壊された肺の機能は、二度と元には戻らないのだ!
人間にとって呼吸は一番大事でかつ当たり前の生命活動だ。これが、強い息切れとか呼吸困難に陥ると、生きているのが大変辛い。
COPDは、医者へ行って、診断された時には、かなり病状が進行していることが多いそうだ。
本人が非喫煙者でも、パートナーが喫煙者であれば、COPDを発症することがある。
タバコにカネと時間を使い、ひと時の偽のくつろぎタイムを味わう。それを繰り返している内に、病気になって呼吸が苦しくなるわけである。
やっぱり、禁煙禁煙!
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