タバコは良くないな、でも止められないな、どうしよう...
あ!そうだ、タールとニコチンの軽い銘柄に変えよう!
私も、そうしたことがあった。本当は禁煙に踏み切ればいいのだけれど、やめるには忍びなくて、タバコに未練たらたらだったから。
でも、ここにトリックがあって、軽いタバコと言うのは、タバコの葉っぱを改良してニコチンやタールを少なくしているのではない。巻紙やフィルターに細工して、空気が混じるようにしているだけなのだ。
しかも、ニコチンの吸入が減ると味も落ちる分、何百種類もの添加物を入れて、ごまかしているのだそうだ。
どうも、軽いタバコの場合、フィルターぎりぎりまで吸ったり、肺の奥深くまで吸ったりする傾向が強いようである。これだと逆に、更に身体に悪い。
「たばこで他殺、たばこで自殺」によれば、ネズミを使ったニコチン依存の実験で、人間に換算して、きつめの煙草より、軽いタバコを少しずつ吸うほうが、依存性が高まると言う結果が出たそうである。
人間の場合、12歳で軽いタバコを吸い始めるとして、半年で依存症になってしまうそうだ。
「オレは、好きでタバコを吸っているんだ!肺癌になったら自分の責任だから、文句は言わない!死ぬまでタバコを吸う。」と言う人は、どうぞ、そのまま喫煙を継続して下さい。
やめたいなぁ~、やめなきゃな~、でも、やめられないなぁ~と言う人は、未練を捨てて、すっぱり禁煙しよう!
今は、医者での禁煙外来もある、良い時代になった。保険が効いて、タバコをやめられるなんて、昔はなかったから。
※広告